今月のビデオ・ザ・ワールドから


2001年7月号
(Ver1.4)

7.戀しくて 相川ゆき
泉セリナ作の主演嬢・「相川ゆき」の名を知らなくても、「泉セリナ」ならご存知だろうか。実はこの2人、同一人物である。逆輸入物を多くご覧になっている方は、「ジャパニーズ・ロマンティック・ランデブー」などに出演しているので、一度くらいは見かけたことがあると思う。一方、薄消しでは「若奥様昼間の性行為」の1パートに出演していた。相川ゆきのほとんどの作品はゴム姦だが、この薄消しは戸川夏也との生本番を見ることができる貴重な一本である。もちろん表ビデオにも出演していて、筆者が初めて彼女を見たのは、表ビデオの企画ものだった。彼女は石野まみと雰囲気が良く似ているので一時混同したことがあったが、相川ゆきは乳輪のそばにほくろがあるので、それを目印にすれば比較的見分けやすいAV女優である。

 今回の舞台はあるホテルの一室。相川ゆきはレースクイーン役で登場する。お相手の男優は2人で、そのうち1人はいつものウザイ眼鏡デブである。話はその男優達が相川ゆきを品定めするところから始まった。「なかなか、いーじゃない」とデブがのたまうと、早速彼女のナイスバディに手を伸ばし女体チェックだ。柔らかそうなオッパイを揉みながら、下半身にも手を伸ばす。下はパンストを着用していて、パンストの下にはコンパニオン用のパンツをつけている。このパンツは、陰部と尻を隠す大きく切れ上がった布を、腰部の細いパン紐で結んでいるという特徴がある。これはレオタードからパンツがはみ出さないようにしたもので、実際にレオタード姿のコンパニオンがイベントなどで着用している。ただ、いろいろな体型があるのでこのパンツも万能ではない。実際にこれでもハミパンになっているコンパニオンを見かけたことがある。ちょっとしたことだがそんなパンツを使うあたり、本作は設定に忠実で好感が持てる。そのパンツを脱がせて相川ゆきは四つんばいの体勢に。男は後ろから尻肉を割り、マンコ弄り−パイ揉み−パイ舐めと責め続けるのである。

泉セリナ お次はベッド上でマンコ拡げ。マンコ弄ったあとパイ揉みして、バックの体勢でマンコを拡げると膣口が丸見えだ。相川ゆきは大陰唇がぷっくりと肉付きが良いので、マンコを拡げない状態では2筋のドテが楽しめる。そして、再びマンコ弄りしたあとバイブ責め。もう1人の男が生フェラさせると、彼女はしっかりしゃぶって真面目なおフェラ。その後パイズリに移行して胸射で1回果てる。本番はバック−足上げ−騎上位−バックと体位を変えるが、結合部は全く見えず。フィニッシュはケツに偽ザーをたらして終了。偽ザーメンを使っているところや、結合部不見を勘案するとおそらく全編擬似だろう。おしまいにおまけとしてSMを交えたスチール撮影のシーンが収録されていた。相川ゆきの本番は作品によって、生・ゴム付き・擬似とバラバラである。購入時にはハズレをつかまないように、あらかじめ良く調べておくといいだろう。 (※写真は「泉セリナ」)

12.ギブ・ミー・ア・レイプ 高橋ますみ
高橋ますみ んなタイトルを付けられると、無性にワクワクしてしまうのは筆者だけだろうか。DVDはタイトルと内容に関連性のないものが多いのはご承知のとおりだが、それでも期待に股間を膨らませてしまうのは悲しい男の性である。そういえば、レイプの場合一対一なら親告罪で、被害者が訴えでなけれ処罰されることはない。しかしながら、相手が複数いる、いわゆる輪姦の場合は親告罪にならないそうである。どちらもレイプには違いがないと思うが、この辺の法の感覚がイマイチ良くわからない。レイプを公にしない自由というのも認めているということなのか。おっと、話がそれちまった。そろそろレビューに戻ろう。

 前半に出てくるのは、他のDVDや薄消しでも良く顔を見かける、ちょいと菅野美穂に似た女優さん。女優名は不詳だが、あのムチムチプリンの体は、一度見たら忘れられない。毛深いマンコや肉付きの良い膣周りなどは充実感があり、機会があれば一回お相手願いたいものだ。そんな、彼女がミニスカのセーラー服を着て登場。男は制服の上からパイ揉み、パンツを下ろしていきなりバイブ挿入&バイブ責め。そしてお返しの生フェラは、喉の奥までズッポリ咥えて、味合うように行うじっくりフェラだ。

 シーンは変わり、彼女はブルマの体操着に着替えて男優2人との3P。ブルマの股布をずらしてローター責め。本番はゴム付で、バック−M字−騎上位−M字と体位を変え、フィニッシュは胸射で即尺のおまけつき。お次はベッド上で白のセーター・白のパンスト・白のパンツと白ずくめの衣装を着た彼女が大股開き。男はパンスト上からマンコを指で刺激したあと服を脱がせてマングリ返し&マンコ弄り。ここまでくれば当然の成り行きで、指でマンコをグイッと拡げてのご開帳。このシーンはエゲツナイピンクゾーンを目の当たりにできる見所のひとつである。生フェラ&シックスナインを経て、大股開きでバイブ責め。さらにクライマックスとなる本番は結合部如実で十分楽しめる。最後は生フェラのあと、口内発射での幕閉めとなった。

 そして、後半に出てくる高橋ますみはは86年11月に「サム」がリリースした「ますみの舌ざわり/ただいま発情中」でデビューした。このデビュー作はテニスルックでの近親相姦物で、ショートカットの高橋ますみが好演していたのだ。また、彼女のビデオで一番良かったのは「学園社」がリリースした「セーラー服絶唱」である。この作品で彼女は初心な女子高生役を演じていた。実際にロリっぽく撮られていて、セーラー服も良く似合い純情そうな雰囲気が上手に引き出されていたと思う。特に男優にパンツの股布の上からワレメをなぞられるシーンでは、徐々にシミが大きくなりしっかり濡れていく様子が如実にわかった。また、この作品で高橋ますみの乳輪が非常に淡い色だったのも見逃せない。というのは、彼女の乳輪はこの作品以外では異様に黒ずんでいるからだ。特にAV後期は妊娠したように乳輪が黒くなりガッカリした記憶がある。なぜ、この作品だけ例外だったのかかは未だに判らないままである。

 後半の内容は、まずベッド上で股を広げてクンニされている高橋ますみが映し出される。彼女の髪が長いのと、乳輪の黒さから現役中期から後期にかけて撮られた作品のようである。しかしながら、延々クンニが続き、カメラ引きになったりしてアングルが変わるもののかなり退屈である。そして、本番が始まっても結合部はほとんど見えず。かろうじて、隙間から真性挿入がわかる程度だ。バック−騎上位−M字−と体位を変え、フィニッシュは胸から顔にかけてザーメンを発射。高橋ますみの魅力がほとんど引き出されていない凡作だ。 (※写真は「高橋ますみ」)

26.敏感すぎてこんなにシミが…

オフィスラブオフィスラブ デオ・ザ・ワールド誌では触れられていなかったが、本作の主演嬢は田代なおみといって、企画物を中心に出演していたB級女優だ。筆者はその女優名を知らなかった頃、彼女のことを「カメラの女」と呼んでいた。というのは、彼女はゴールドマン監督の表ビデオで、カメラのセールスレディ役で出演していたからだ。そして、これが実にピッタリなはまり役で、無理や不自然さがほとんどなかった。筋書きはカメラを訪問販売している田代なおみが、ゴールドマン宅にやってきて、カメラ1000台買ってもらう代わりに一発姦らせるというたわいないものだが、設定に反してリアリティがあり、非常に印象深い1本だった。

 また、クリスタル映像の「ザ・アナルSEX2」にも出演。前作同様ゴールドマンの手によるものだが、ここで彼女はゴム付きながらアナル中出しを熟していた。田代なおみはアナル中出しされたあと、チンポを抜かれてぐったり。肛門にはゴムがそのまま尻尾のように残されているのだ。そして、そのゴム内からタラタラ流れ出る精液は非常にエグく見ものだった。それから、裏モノについては、既に裏ビデオやシースルーが数本出ていて、本番は生ありゴムありといろいろである。

 このように、田代なおみのNGなしかと思わせる作品の多様性は非常に好感が持てる。フェイスも丸顔にクリクリとした目が愛らしく性格も良さそう。筆者的には明眸皓歯のレベルだ。さらに、彼女の甘ったれ声も実にいい。往年のAV女優・藤崎あやかも声に特徴があったが、彼女はどちらかといえばアニメ声に近い。田代なおみは甘えるような独特のトーンで男心をくすぐるのだ。  さて、本作の内容や車の中での生尺から口内発射。ベッドでファックして顔射、目隠し状態での羽責めだ。筆者はこの羽責めは嫌いで、どうも見ていて面白くない。その後指マン、生フェラ、本番と続きフィニッシュは顔射で一巻の終わり。内容はオーソドックスだが彼女の作品なら納得の1本だろう。 (※写真は裏本「オフィスラブ」の「田代なおみ」)

34.イキっ娘学園 しずか(青井みずき)
アナザーFUCKアナザーFUCK 井みずきは裏本のイメージが強かったので、裏ビデオもてっきり出ているものと思いきや、意外にも今回が初流出だそうな。最近、アナルを熟せるAV女優は珍しくなくなったが、実は青井みずきもその内の1人である。そして、出演作はやはりアナル作品が多い。いや、多いというよりアナル作品がメインだったといったほうが正確かもしれない。

 そんな彼女の作品で、印象に残っているのは95年頃にリリースされたインディーズビデオ「女子高生みずき アナル全開」である。これは男優・剣崎進を相手に、アナルバイブやアナルの指二本入れなど、やっぱりアナルにこだわった作品だった。特にアナルバイブの後に入れた肛門クスコから流れ出すウンコ汁は圧巻で、さすがの彼女もイヤイヤをして嫌がっていた。アナルはオッケーでも汚物系を嫌がる女の子は多いのだ。そして、もう一つ印象に残っているのは、最後に流されたスタッフロールである。スタッフの名が全てオウム真理教の幹部の名をひねったものになっていたのだ。これはちょうどこの頃、オウム事件が社会問題となっていたので、当時の世相を反映していたものと言っていいだろう。

 また、青井みずきは数年前まで時折エログラビアでも見かけることができた。カメラの角度によって写真写りが大きく変わるようで、グラビアの出来栄えは美醜混合といった具合である。既に出ている裏本「アナザーFUCK」の彼女は、美醜の醜が引き出されていてあまり可愛いく撮れていない。裏本は普通のグラビアより後世に残りやすいので、なるべくなら可愛く撮ってあげて欲しいものである。青井みずきの胸は豊胸ぽくって痩せ形、ムチムチ感もほとんどなく、筆者のタイプではないが、イキの良い若さは感じられた。現在はどうかわからないが、噂によると彼女は風俗嬢をやっていたようである。

 ところで、本作の内容だが女子高生役の青井みずきはローターオナニーで自らを慰める。そこへ元彼がやってきて愛撫、フェラ、口内発射から中出し本番。続いて今彼からローター責め、本番でフィニッシュは胸射。全体的に露出度低く、フェラは生だが本番はゴムつきで中出しは擬似。特に見所はないが、裏本の彼女よりは可愛く撮れていて、しかも初流出ということなので、ご祝儀相場ながら水準作と評しておこう。ちなみに、本作の元版は「ケイプロ」が95〜6年にリリースした「クラスメイト白書1」である。 (※写真は裏本「アナザーFUCK」の「青井みずき」)

43.秘密基地 星ひとみ
星ひとみ ひとみという女優名は、彼女の瞳が星のようにキラキラと輝いているところからつけられたそうだ。確かに彼女のグラビアを見ると、瞳が輝いている。「名は体を表す」という諺がそのまま当てはまるような女優名のつけ方だ。また綺麗といえば彼女の陰部も瞳に負けないくらいの美しさである。これは裏ビデオを見て初めて判ったのだが、これぞピンクゾーンと呼ぶにふさわしい実に美麗なマンコだった。

 星ひとみは他にも「早見優子」という女優名を使っていた。アートビデオのSM作品ではこの名で出演していてのである。これは彼女がタレントの「早見優」に似ているところからつけられた女優名だが、はっきり言ってそうは全然思わなかった。本人には怒られるかもしれないが、当時はどちらかというと正月に舞うお獅子のような面持ちの印象が強かったのだ。そのアートビデオのSM作品は、プレイも軽く萌えるものはなかったが、星ひとみは根っからのSM女優ではないので、これは宜なるかな。ただ、V&Rプランニングなどでは、レイプまがいの結構激しいカラミを熟していた。他にも「尾崎かおり」という名を使っていたこともあったが、一番ポピュラーなのはやはり「星ひとみ」だろう。

 キャプチャーを見ても判るとおり、本作は旧作の1本である。内容は星ひとみの手コキ、生尺、シックスナイン、クンニなどを経て、生ガチンコ。そして、様々な体位を経てから腹上発射だ。ちなみに元版は90年頃リリースされた裏と同タイトルの「秘密基地」で、シースルーだったらしいが筆者は未見である。星ひとみは当然ながら今時ギャルではないし、作品的な古臭さも感じると思う。しかしながら、80年代のAV女優をご存知ない方にとっては、参考資料として良い作品ではありますまいか。もちろん、当時を知っている方には、温故知新の精神でご覧になっていただいてもいいだろう。いずれにしても、当時の雰囲気を味わってみれば、また新しい発見もあると思うので、興味のある方はご覧になってみては如何だろうか。 (※写真は「星ひとみ」)

総 評
月は結構バラエティに富んでいるラインナップかと思ったが、よくよく見てみると玉石混合といった感じで手放しで喜べなかった。前後逆になるが石はいわゆる旧作の焼き直し的作品である。いずれも過去に鑑賞済みの作品ばかり、テレビの再放送を見ているようで鮮度がよろしくない。確かにDVDになれば、テープに比べて画質が良好に見られるという利点はあるものの、内容が既知であることに変わりないのだ。

 一方、玉は薄消しである。秋本優奈の薄消しにはびっくりたまげーしょんだった。彼女は本番を姦ってないという建前ではなかったのかい?とにかく、表ビデオの単体女優を食い捲くっている薄消しビデオには物凄いパワーを感じるのである。ただ、筆者は弱者の味方だ。だから応援球団は阪神タイガースなのだ(関係ないか)。ここは一つ裏ビデオ作品にも骨太の方針で、裏ビデオ業界を再建して欲しいものである。小泉総理のように「感動した。ありがとう!」と言えるような裏ビデオ作品をぜひ作ってもらいたい。裏ビデオと薄消しの両輪が上手く回れば、ユーザーにとってこれほどハッピーなことはないのだ。

 さて、今月のイチオシは、無難なところで田代なおみの『26.敏感すぎてこんなにシミが…』をチョイスして、今月はこれにておしまい。