今月のビデオ・ザ・ワールドから


2000年1月号
(Ver1.2)

1.獣のようにV 飯田夏帆
飯田夏帆 んで『飯田夏帆』が逆輸入で出てくるのか良く判りませんが初流出なので、素直に喜びましょう。『飯田夏帆』は元々英知出版のグラフ誌で水着モデルをやっていましたが、95年2月に『シャイ』からリリースされた『お嬢様なんて言わないで』でAVデビューしました。当時付き合っていた彼には内緒のデビューでしたが、面接で早々に脱がされて行く所までイッテしまったら後の決断は早かったとか…。デビュー作では目隠しファックや異色男優・『山本竜二』を相手に奮闘している彼女の姿を見る事が出来ます。余談ですがこの『山本竜二』はアラカン(嵐寛寿郎という鞍馬天狗などの映画に主演して一世を風靡した有名俳優)の親戚筋で、奥さんは裏ビデオ「え、こんな所で」に出演している『大沢裕子』というAV女優です。さて、この『飯田夏帆』ですがルックスは美人系なので、麗人好みの方にはたまらないでしょう。その後も何本か作品がリリースされるもAVの方は間もなくリタイヤ、その後の消息は判っていません。『飯田夏帆』に関しては特に思い入れなどは無いのですが、奇麗な娘だというのは良く覚えています。普通はただ奇麗だけだと何か特徴が無い限りすぐに忘れてしまうのですが、何故だか『飯田夏帆』に関しては『奇麗』という事だけで印象に残っています。彼女が現役だった時期もかなり昔かと思ったのですが、95年デビューという事なので4年ほど前ですね。AV女優のサイクルが異様に早い昨今では一年一昔くらいに感じられて、使い捨てAV女優の感が益々強くなっています。さて、この裏ビデオの内容ですが、ドラマ仕立てで社長とそれに付随する人物という設定で飯田夏帆は3役をこなしています。まず、廃工場でのレイプシーンがあり、次が秘書役で社長のイチモツを生尺。その後情婦役でゴム尺・ゴム姦。続いて社長と新秘書役でゴム尺・ゴム姦で最後は3Pでの締めくくり。飯田夏帆の演技力はそこそこあるものの、肝心の尺や本番がゴムでは必然的に評価は下がってしまいます。やはり可愛さ先にありきの作品は裏になったときに馬脚を表してしまいますね。 (※写真は「飯田夏帆」)
2.解剖実験ライブ 中川絵里(中川えり子)

中川絵里 っかつロマンポルノの灯が消えてから久しいですが、その『にっかつ』が1985年に制作したポルノ映画「団地妻WONANIE」でデビューしたのが『中川絵里』でした。彼女はモデル並みの美貌を持ち、艶やかな色気も兼ね備えていた為多くのファンを魅了しました。ちょうど当時はアダルトビデオが作られはじめた頃だったので、当然のことながら彼女の活躍の場もビデオに移って、KUKIの「えり子の本番」やアートビデオのSM作品など、たくさんのビデオ作品に出演しました。さらに最近中野D児監督のビデオ作品が裏流出していますが、この中の一本に彼女の作品があります。タイトルは「中川絵里のしゃぶらせて」。このビデオは、最初の自己紹介で自分の事を「中川絵里です」と名乗る所から始まります。続いて服を脱ぎ、インタビュー。その後フェラ等お決まりのフルコースをこなしています。コスチュームもガーター&黒ストッキングと、彼女の妖艶な魅力を引き出すのにふさわしいコーディネイトがされています。そして、フィニッシュは中野D児と生本番して、彼女の腹上に射精して終了します。ただ、この作品、内容は非常に良いのですが、残念ながら未だに元版は中野D児監督の手元にあるので、裏として流れてくる可能性が殆ど無いのが悔しいですね。さて、今回の裏ビデオですが、この作品の元版は『ダイプロ』が86年にリリースした『女体解剖実験ライブ 中川絵里編』で、ある雑誌に掲載されていた女体解剖企画ページをビデオ化したものです。『アテナ映像』が昨今リリースしている『女体解剖シリーズ』とは全く別物なので注意しましょう。内容は膣圧計による測定やマル秘部分の測定などエッチな身体検査から始まり、バイブ責め(感度チェック)、フェラ、指責め、本番と一通りのメニューは熟しています。本番は生のようで、真性挿入が判るシーンがあるのでこれは要チェックですね。基本的に企画物なので濃厚なカラミなどは期待出来ないのですが、数年前に流出した中川絵里のパチモン裏ビデオに比べれば合格点は間違い無しです。 (※写真は「中川絵里」)
26.エレベーターガール私堕ちます 森山愛理(森山愛里)
森山愛里 山愛里と聞くとすぐに思い出されるのが、96年の初頭に売られていた裏本『蘭』。彼女は90年頃に現役だったAV女優ですから、デビュー後、それもかなり経ってから裏本が出た事になります。この裏本の彼女はAVで現役だった頃とは相当雰囲気が変わっていて、当時の愛らしくふっくらした感じは無くなり、異様に色黒で何かやつれた感じさえ受けました。彼女はAVリタイア後はストリップに転向、ロック座などに出ていて、裏本が出たのは更にその後になります。彼女自身にとって何があったのかは知る由もありませんし、騙されて撮られたのかもしれませんが、後になって裏本だけ取り残されたようにポツンと作られてしまったのは何かそれなりなりの理由があったような気がします。最近は『木内玲子』の『Love Love Love』とか、『篠原さゆり』の『魔性の理由』とかAVデビューした後に撮られた裏本が目に付きますが、昔はAVデビュー前に撮られるケースの方が多いのではないでしょうか。AV草創期でまだAV作品群の未熟な頃は、同じ裸産業という事で裏の女の子達が一斉に表へ流れて、アダルトビデオを賑わせたわけですが、そのパターンが定常化して裏本→表ビデオが定石だったような時期があり、その流れがずっと引き継がれて来ているような気がします。しかしながら近年は表ビデオではなく、インディーズや裏ビデオで裏本の女の子を見かけるようになり、明確なデビューという意味合いは薄れていますが、この伝統的傾向は未だに残っているようです。さて、『森山愛里』は90年7月に『VIP』がリリースした『クラスメイトは若奥様3』でデビューしました。顔はやはり同じAV女優の『結城ゆかり』か『藤沢まりの』にちょいと似ているような気がしますが、デビュー作で森高千里のコスチュームを着せられているシーンがありましたし、女優名を考えあわせると森高を意識していたのかも知れません。今回の裏ビデオの内容ですが、エレベーターガール役の『森山愛里』が客に襲われたり、寝室で悪戯されたりと元版が表ビデオだけあってバラエティに富んでいます。フェラはゴム付、本番は結合部不見でフィニッシュは偽ザーメンと最悪のパターンながらもマンコアップがあるので、当時森山愛里ファンだった人が彼女のマンコ確認をするにはふさわしい1本かと思います。 (※写真は「森山愛里」)
27.男優さんってステキ 菊池夕夏
菊池夕夏 『菊池美保』という名前の良く似たAV女優がいて、その娘と初中後間違えていたのがこの『菊池夕夏』。もう既に裏ビデオが流出しているので今回は再流出です。彼女は90年頃現役だったのでもう10年近く前の女優さんですね。当時、彼女は短大の一年生で、雰囲気的にはさもありなんというかんじでしょうか。陸上が得意で3000メートル全国大会の出場経験があるものの、結果は散々だったとか。女子マラソンを見ていつも思うのですが、選手は皆菊池夕夏のように小柄なタイプが良い結果を残していますね。あの小さい体の何処にそんなパワーを秘めているのかと思いますが、小柄な分エネルギーの消耗が少ないと考えればわからなくも無いです。小柄な分貯えるエネルギー量も少ないから結局は同じという見方も出来そうですが、こちらは訓練次第で増やす事が出来るそうなので、厳しい特訓をそれなりに受けて貯蔵量を増やせばかなりの持久力が期待出来るとか…。彼女もマラソンは駄目でも、AVで頑張ってくれれば良いと思っていましたが、作品数は余り多くなく、知らない間に引退してしまいました。まぁ、菊池夕夏は基本的にロリ系なので一部のファンにしか人気が出難いという要素もあったようですね。そんな彼女もプライベートは、大人っぽい服装で、ボディコンまでは行かないまでも、割と体にフィットした服を着てディスコに通っていたそうです。でも、外見はロリでも体はオトナで、初恋9才、初潮14才、初体験は16才とこちらの方は容姿とは反比例する順調な生育ぶりで、男性経験が20人と言うのも当時としては驚きでした。『やるときゃやる』という言辞ではありませんが、それなりにプライベートで経験を積んでのAVデビューになったようです。さてこのビデオの内容ですが、マンコアップが多くあり、生尺、生本番、口内発射と見所目白押しです。フェラチオしながらまんぐり返しで指責め、更には3Pバイブ責めと非常に濃い内容になっています。このハード差はやはり前記の男性経験が物を言っているのでしょうか。菊池夕夏ファンもしくはロリ好きなら必見の1本か。ちなみにこの作品は未紹介逆輸入版『性愛大全』にも収録されているそうです。 (※写真は「菊池夕夏」)
29.息づくおまんこ 菊池エリ
菊池エリ 々名古屋の風俗嬢だった『菊池エリ』は、デビューが裏ビデオというAV草創期ならではの女優です。裏ビデオは「みえちゃった」「ハッピーバースデー」などが配巻されていて、そこで見せる彼女のDカップにマイッタという方も多いのではないでしょうか。始めの頃のAVでは巨乳というだけで立派に女優のステータスを確立する事が可能だった時期があり、それだけ巨乳のAV女優が少なかったという事もありますが、『ビデオで見せる』という点では巨乳が一番手っ取り早いわけで、『菊池エリ』がこれだけメジャーになった理由の一つだと思います。『中村京子』という往年の名物AV女優がいますが、彼女も巨乳で自分のオッパイを自分で舐められるという特技(?)を持っていたので、ビデオ自体はそうハードな事はやっていなかったのですが売れっ子になりました。やはり『巨乳』と聞くと『見たい』と思うのは男の心理であり、未だにたくさんの巨乳ビデオがリリースされ、巨乳路線自体が消える事が無いのは、そういった男性心理が影で支えているからかもしれません。そして、この『菊池エリ』ですが彼女は巨乳に留まらず、過激なプレイを熟す点も大変人気が出た要因の一つだと思います。彼女の初期のAV作品は『D−CUP美少女 シスターL(シネマジック)』『D−CUP美少女II RUBBER BABY(シネマジック)』『クレージースナイパー Eカップ絶叫(サム)』『D−CUP美少女III 3Pレズビアン編 奴隷花(シネマジック)』『新ゆりの女たち シスターL VS 愛奴恵・K(SHOWA)』『E−CUPグラフティ(Annie)』『シスターL2(シネマジック)』『ハード本番 快感絶頂(アリスJAPAN)』『ALL ABOUT ERI(Annie)』『シスターL3(シネマジック)』とシネマジックのSM作品が多く、またレズ作品なども見受けられて、このようなアブノーマル路線を走ってきた点も見逃せません。特に『D−CUP美少女 シスターL(シネマジック)』では、菊池エリが極太ウンコを放り出すハードなシーンがあり、これは他ではちょっとお目にかかれません。また『D−CUP美少女II RUBBER BABY(シネマジック)』は、当時まだ余り知られていないゴムフェチがテーマになっていて、菊池エリのゴムボンテージを見る事ができます。この一連のシネマジックの作品には、今回流出した裏ビデオの元版を撮影した中野D児が参加していて、彼はまた菊池エリのマネージャーでもありました。さて、この裏ビデオの内容ですが、赤いボディコン着用の菊池エリが中野D児を生尺。その後オナニーから生本番でフィニッシュは顔射。菊池エリファンならずとも往年のAV女優の一本として一度見ておきたい作品です。 (※写真は「菊池エリ」)
総 評
デオ・ザ・ワールド誌もいよいよ2000年に突入して一つ気になる事がありました。それは背表紙にある年号の記述の仕方です。1900年代の時は縦書きにて『99年』となっていましたが、2000年になると『00年』?正解は一行縦書きにて『2000年』でした。さて、全然関係無い話が先走りましたが、今月は『飯田夏帆』『森山愛里』の初流出や『菊池エリ』『菊池夕夏』、はたまた『中川絵里』の本格流出もあり、古参AV女優ファンにとってはそこそこの収穫月となったようです。他にも上田美穂や羽田舞子らの新作もあって逆輸入物も相変わらずのペースで配巻されています。厳冬の裏ビデオ界にとっては大雪と大雪の間に除いた晴れ間のような感じでしょうか。そこで2000年最初のイチオシには、内容はイマイチでもやっぱり中川絵里ファンにとってははずせない本格流出作品『2.解剖実験ライブ 中川絵里(中川えり子)』をチョイスして、今月はこれにておしまいです。